新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、夫婦の生活にもいろいろな変化が生じている様です。実際にどの様な影響があるかを考えてみたいと思います。
かなり多くの影響があると思いますが、主たる項目だけをあげてみます。
- 外出の自粛
- 在宅勤務・自宅でのテレワーク
- 正社員の失業・解雇
- アルバイト・パート職の中途解除・不更新
- 個人事業者や中小企業経営者の経営悪化・経営破綻
簡単に言うと、「夫婦が自宅で一緒にいる時間が増えた」「家計面で厳しくなった」の二つがあげられます。もちろん、その様な影響も受けない夫婦もいるでしょうが、大半の夫婦がこれらの一方か両方の影響を受けていることでしょう。
そして、夫婦の会話が増えてコミュニケーションが高まった夫婦は、夫婦関係が改善する傾向にあります。ある調査結果では20-30%程度とみられます。
普段、仕事をしている夫が自宅でTVやごろごろしていることで妻が嫌悪感を持つ夫婦は、夫婦関係が悪化しているようです。ある調査結果では5-15%程度とみれれます。
大半は変わらないと答えているようですが、変わらないと言うのは良いままの夫婦と悪いままの夫婦がいます。
コロナの影響で離婚自体はまだ急増していないようですが、比較的若い世代の離婚相談は倍増している様です。要するに、コロナが長引くとこれから離婚が急増する可能性が高いということです。
また、世界各地で夫によるDV被害が深刻化しているようです。コロナの影響での外出の自粛や失業などでストレスが溜まった夫が妻や子供に暴力を振るうというケースが多いようです。
定年退職した夫が再就職せずにいつも自宅にいる様になると起き易い「熟年離婚・定年離婚」が前倒しになった様なものなのかもしれません。
コロナの影響で離婚の危機に陥る夫婦は、コロナがあっても無くてもいずれは、離婚危機が訪れたと言っても過言ではないかもしれません。
日頃の会話少なく、コミュニケーションに乏しく、セックスレスの夫婦は、困難にもろいということです。

オカピ―博士
我が家はコロナ前との違いは旅行に行けなくなったことだけで、夫婦関係はどんどんよくなっとるね。はっはっは。
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