夫婦喧嘩の原因は、その原因となる実質的な内容よりも、相手の「頭ごなしに言う」「否定的な発言」「乱暴な言葉遣い」が誘因となっているようです。些細なことでもそれらが誘因となり、大喧嘩になり、険悪な雰囲気になり、離婚にもなることもあるでしょう。

お帰りなさい。ごめんなさい。夕飯まだできていないの。すぐに準備するから。

じゃ要らない。だったらコンビニで弁当買ってくる。

訳も聞かずに、そういう言い方は無いでしょう。
訳も聞かずに頭ごなしに言うのは、本当に良くないですね。

来週の土曜日に、会社の新人4名を招待してうちで飲むことにしようと思って。

なにそれ。私は料理なんか作るの嫌だよ。友達と遊びに行くから勝手にやってね。

それじゃ、僕の顔が立たないでしょう。居酒屋でやるから、もういいや。
話は否定することから始めてはいけませんね。相手の話を良く聞いてから自分の考えを述べるのです。

次の日曜日に、子供たちと実家に行ってくるから。

うるせえんだよ。勝手に行ってくりゃいいだろう。俺は高級寿司でも喰って来るさ。

何その言い方。何がそんなに気分悪いのよ。
どんなに気分悪くでも、乱暴に喧嘩腰しの対応は揉めるだけです。気分が悪い理由を冷静に言いましょう。
現代はストレス社会です。仕事でも、育児でも、何をやってもストレスになることが多いように思います。であれば、せめて夫婦間ではストレスを作るのではなく、癒しを作る環境にしたいものです。
今日から、言い方を変えてみましょう。そこから、少しずつでも夫婦関係の向上につながるかもしれません。

オカピ―博士
わしも最近になって、ようやく悟ったよ。遅すぎるな。はっはっは。
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