アルコール依存症は、昔から現在まで大きな社会問題です。飲酒運転は、どんなに厳罰化しても決して無くなることはありませんね。重度のアルコール依存症になりますと、専門機関での治療を受けたり、専門施設へ入院したりしませんと完治することはありません。
アルコール依存症になるのは圧倒的に男性が多いのですが、女性の方がアルコール依存症になり易いので注意が必要です。アルコール依存症が原因で無くなった有名人としては、石原裕次郎さん、横山やすしさん、そして元女流棋士の林葉直子さんがまず思い浮かびます。アルコール依存症で早死にした有名人は数多いですし、アルコール依存症の失態で芸能界から引退した人もかなりいますね。
アルコール依存症になると、その進行度合いで様々な弊害が現れてきます。
- 対人関係の悪化
- 夫婦喧嘩
- 健康被害
- 精神障害
- 思わぬ大怪我
- DV(家庭内暴力)
- 子供への悪影響
- 飲酒運転
- 失職
- 離婚
- 他界
アルコール依存症は、一人住まいの独身者がなり易いと思われます。寂しさがあり、そして、飲み過ぎても誰も適切なアドバイスをしてくれ無い場合が多いからでしょう。そして、次が夫婦関係が悪い婚姻者です。アルコール依存症はストレスと密接な関係があります。「夫婦関係に激しいストレスを感じる」、「夫婦関係が悪いとくつろげる場所が無い」、また、「飲み過ぎに対して適切なアドバイスが無い」のでさらに悪化しがちです。
博士も東京ででビジネスマンの時には仕事でいつもストレスを抱えていました。でも、アルコール依存症に陥ったのは、子供が出来て夫婦関係が希薄になってからです。やはり、男は寂しがり屋なのかもしれませんね。
酒豪の有名人が、大勢の知人を連れて毎晩飲み歩くケースがあります。この場合も、夫婦関係が良くない場合が多い様に思います。やはり、アルコール依存症は夫婦関係と密接な関係があるのです。
アルコール依存症の専門医が、「アルコールは最も強い麻薬である。」と言っています。また、「完治する率は10%以下である。」とも言っています。あなたの配偶者はアルコール依存症になっていませんか?
アルコール依存症で家庭崩壊ではなく、夫婦崩壊がアルコール依存症を加速させるのです。

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